塗装ムラの原因は何?再塗装が必要な状況と対策について|外壁・屋根塗装や雨漏り修理のM'sペイント

塗装ムラの原因は何?再塗装が必要な状況と対策について

2021.11.16

業者に依頼して外壁塗装をしたのに、塗装ムラが気になることはありませんか?
塗装ムラがあると、見た目が悪いだけではなく、住宅の劣化スピードを速めてしまう可能性もあり、早急な対処が必要です。
今回は、外壁塗装のムラができる原因や再塗装が必要な環境などについて、詳しく解説します。

塗装ムラの原因は何?再塗装が必要な状況と対策について

塗装ムラの原因は全て業者とは限らない!

外壁塗装のムラが起こる主な原因は2つあります。

・光による見え方
・業者の技術力不足

外壁塗装は、専門業者が担当するとはいえ、施工するのは人間です。
多少の塗装ムラが起こっても不思議なことではありません。

光によって塗装の見え方が違うのであれば、あまり大きな問題にしなくてもいいでしょう。
ただし、光加減が原因ではない塗装ムラの場合、話は別です。
自分の目だけではなく、第三者にも見てもらって、判断してもらうのもポイントです。

・外壁塗装に詳しくない人が見てもわかるムラ
・曇りの日でも塗装ムラが目立つ
・外壁を近く遠くでも塗装ムラを感じる

このように、どんな見方をしても塗装ムラが目立つ場合、業者の技術力不足が原因の可能性が高いです。

塗装ムラの原因は何?

なぜ塗装ムラが起こるのか、原因はいくつかあります。

塗料が外壁に吸収され過ぎた

外壁塗装に使った塗料が、壁に吸収され過ぎると、均一な仕上がりになりません。
塗料は種類によって外壁の吸収率が違うため、施工するときは、それぞれの特徴を知っておくことが大切です。

塗装経験が豊富な技術者は、塗料の特性にも精通しているので、どのタイミングで次の塗装をするべきかがわかります。
しかし、知識のない業者が手当り次第に塗装したり、施工期間を伸ばして追加費用を徴収しようとする業者の場合、こういったトラブルが起こりがちです。

塗装回数と下地の色違い

外壁塗装は、一般的に、下塗り・中塗り・上塗りの3回の塗装を行います。
下塗りと上塗りで使う塗料の色の違いや、塗料を塗る厚さなどによって、塗装ムラが起こる可能性があります。

基本的に、下塗りと上塗りの色を極端に変えることはありませんが、稀に下地が透けて見えるケースもあるので、塗装ムラが起きたときは使用した色を確認しましょう。

塗料の乾燥不足

外壁塗装の基本は3回塗り、次の工程に移るには1回ずつ塗料を乾燥しなくてはいけません。
塗料がしっかり乾燥していないのに次の工程をすると、塗膜の浮き上がりや剥がれなどが発生しやすく、最終的に塗装ムラになります。

塗料の劣化

塗装ムラは施工直後だけではなく、一定期間が過ぎた頃に目立つケースもあります。
外壁塗装から数年後、塗装ムラが起こる原因は、塗料の耐用年数が経過した可能性が高いです。

例えば、アクリル塗料の耐用年数は3~5年、フッ素塗料は10~15年と違います。
安くて人気のアクリル塗料ですが、フッ素塗料の耐用年数に比べると約5年も差があり、短い周期で再塗装が必要です。
前回の外壁塗装から時間が経ち、塗装ムラが目立ってきたときは、塗料の劣化を疑いましょう。

塗装ムラで再塗装が必要な状況とは?

外壁がまだら模様に見える塗装ムラは、光加減が原因なら早急に再塗装する必要はありませんが、業者側の不手際だった場合は早めの対処が必要です。

次のような塗装ムラが原因の場合は、再塗装の必要性が高いです。

・塗装回数の少なさが原因
・乾燥不足が原因
・外壁に塗膜が吸収していない

こういった塗装ムラの原因は、業者による手抜きがほとんどです。
天気のいい日だけではなく、どんな状況でも塗装ムラが気になるときは、早めに再塗装を考えましょう。

塗装ムラを放置するのは危険!

「あまり目立たない箇所の塗装ムラだから大丈夫」「再塗装は時間と費用がかかるから諦める」などの理由で放置すると、雨漏りや住宅の部材が腐食するなどトラブルの原因につながります。

外壁塗装には防水や紫外線カットなどの役割もあります。
塗装ムラがあると、塗料本来の機能性をしっかり発揮できず、住居のダメージにつながってしまうのです。

塗装ムラの原因を作らないための対策

塗装ムラの原因の多くは、業者の技術力不足です。
全国にはたくさんの外壁塗装業者が存在しますが、知識や技術力は各業者によって違います。
塗装ムラの原因を作らないためにも、業者の正しい選び方のポイントを抑えて依頼しましょう。

【外壁塗装業者の選び方】

・過去の実績経験が豊富
・見積もりの内訳を細かく説明してくれる
・質問に対してわかりやすく解説してくれる
・担当者の知識や提案力が優れている

中でも注目すべきポイントは「実績」です。

どんなに塗装の知識があっても、気温や湿度、環境によって仕上がりが変わってくるため、実際に施工するとでは塗装の見た目がまったく違います。
知識だけではなく、外壁塗装の実績豊富な業者であるか、見積もり相談で確認しましょう。

まとめ

塗装ムラは、業者の技術力不足が原因の場合もあります。
放置しておくと雨漏りや外壁の劣化を早めてしまうため、早めに再塗装が必要です。
外壁塗装で気になる点がある場合は、一度当社へご相談ください。