古いサッシの不具合の原因と修理相場をチェック|外壁・屋根塗装や雨漏り修理のM'sペイント

古いサッシの不具合の原因と修理相場をチェック

2021.11.26

窓のサッシが古くなると、窓が開きにくくなったり、鍵がかけられなくなったり不具合が生じます。
このような状態になると、毎日の生活で不便に感じることもあるのではないでしょうか。

不具合を長年放置してしまうと、修理のために使う部品などが欠品になったりして直せなくなってしまう場合もあります。
そうならないためにも、気になる部分は早めに修理をしておきたいところです。

今回は、サッシの不具合が自分で直せるのか、業者に頼む場合の修理費用の相場はいくらかなどについて解説します。
サッシの不具合が気になっているという方は、ぜひ参考にしてください。

古いサッシの不具合の原因と修理相場をチェック

古いサッシに起きやすい不具合と原因

サッシを構成する部品が衰えることで、さまざまな不具合が起こります。
どのような不具合があるのかを確認した上で、対策をしましょう。

窓の開閉時に引っ掛かりがある

窓の開閉時に引っ掛かってガタつく不具合は、サッシについている戸車という部品の故障や劣化を疑ってください。
劣化以外にも、サッシのレールにゴミや埃が溜まっていると窓が引っ掛かってスムーズに動かなくなってしまいます。

窓から隙間風が入る

「窓を閉めているのに隙間風が入ってくる」という場合は、サッシについているパッキンが正しく機能していない可能性があります。
パッキンが劣化していたり、剝がれてしまったりしていると、窓が閉まりきらなくなって隙間ができてしまいます。

また、隙間風だけでなく部屋からの音が漏れてしまうこともあります。
外からの音が入ってくることもありますから、騒音が気になるかもしれません。

鍵がかけられない

鍵がかみ合わず、窓を閉められなくなってしまう不具合もあります。
原因として考えられるのは、窓の傾きや、鍵に使われている部品の劣化です。
戸車が影響している場合もあるので、戸車のチェックも行いましょう。

古いサッシの修理は自分でできるのか

古いサッシにはさまざまな理由で不具合が起こりますが、それらを全て自分で修理することはできるのでしょうか。
DIYが得意な人は「できるだけ自分で修理したい」と思うことでしょう。
しかし、まずはしっかりと手順や方法を知っておきましょう。

基本的に自分で直すのは難しい

サッシの不具合の修理は、簡単ではありません。
部品があれば誰でも直すことができるわけではなく、手順も難しいものになります。
専門的な知識も必要で、直してもまた綻びが出てきてしまう可能性もあります。
自分で直す際には細かく確認しながら進めていきましょう。

窓の隙間を埋めるためには

隙間風や音、外からのゴミなどが気になる場合は、戸車という部品を直す必要があります。
窓の高さが一定にならないと、隙間なく閉めることはできません。
この場合は、サッシの戸車についている「ビス」と呼ばれるネジを閉めましょう。

ビスを時計回りに回すと戸車の高さを上げることができ、反対に回せば下げることができます。
この時に気を付けたいのが、ビスを回しすぎてネジ山を潰してしまわないようにすることです。
力を入れすぎるとネジ穴の形も崩れてしまうので、慎重に行いましょう。

鍵が正しくかかるように調整するためには

鍵の不調も見逃せない不具合のひとつです。
鍵を調整するためには、サッシの鍵である「クレセント」と呼ばれる部品を調整する必要があります。

クレセントはカバーで隠れていることがあるため、もし隠れていて見えない状態であればカバーを開けましょう。
クレセントの位置を調節すれば、鍵をきちんと閉められるようになります。
ここでもネジを回す必要があるため、ネジ山とネジ穴の扱いには十分注意しましょう。

簡単にサッシを掃除する

サッシが正しく動かなかったり、ガタガタしたりするのは、レールの汚れが原因になっていることもあります。
サッシのレールには埃や糸くず、汚れなどが溜まりやすく、サッシの動きに影響を与えるためです。
まずは、きちんとサッシ本体とレールを磨き、汚れを取り除きましょう。
そうすることで、不具合が解消できることもあります。

古いサッシの修理をプロに依頼する場合の相場

自分でサッシ修理を行うと、安全性に欠けてしまったり、かえって不具合を悪化させてしまったりする可能性があります。
そのため、難しい作業はプロの業者に依頼するのが最も確実だと言えるでしょう。

サッシ修理にかかる費用の相場

サッシそのものの修理には、約1万円かかります。
不具合の度合いによっては3万円以上かかることもありますが、長い目で見れば決して高すぎる金額ではないでしょう。

戸車の修理にかかる費用の相場

戸車に限って修理を依頼した場合、相場は12,000円~18,000円です。
繊細な作業が求められるため、自分で解決しようとすると誤って部品を壊してしまうことも考えられます。
できればプロに修理してもらうのがいいでしょう。

クレセントの修理にかかる費用の相場

クレセントの修理をプロに依頼する時の相場は、8,000円~15,000円です。
クレセントを直すためには、カバーを開ける必要があるなどの複雑な手順を踏む必要があります。
自分で直すとすると精密さを欠いてしまうことも考えられるので、やはりプロの業者に依頼した方がいいでしょう。

まとめ

サッシが古くなると、「きれいな外観が保てなくなる」「隙間風が入る」などの不具合が起きてしまいます。
これらの不具合に対応するためには、自分でできる範囲で修繕を行うか、プロの業者に依頼するかの二択が考えらえます。
自分で修理することは不可能ではありませんが、「仕上がり」「確実に問題を解決する」という点ではプロの作業には及ばないでしょう。
プロに相談することで、ベストな解決策も提示してもらえるメリットもあります。
古いサッシの不具合でお悩みの方は、経験と実績が豊富な当社にご相談ください。

M’sペイントではコラム内に記載した費用よりお安く実現が可能ですので是非お問い合わせください。
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