外壁塗装の液だれってどんな現象?原因や対処法を詳しく解説!|外壁・屋根塗装や雨漏り修理のM'sペイント

外壁塗装の液だれってどんな現象?原因や対処法を詳しく解説!

2022.01.14

外壁塗装の液だれが起こる原因をご存じでしょうか。
今回はその原因や発生した際の対処法を詳しく解説します。
液だれを防ぐための注意点もまとめているので、外壁塗装の予定がある方はぜひ参考にしてください。
外壁は家の印象を大きく左右するとても大事なものです。
工事を任せる業者によっても仕上がりは大きく異なりますので、持ち家がある方はぜひご覧ください。

外壁塗装の液だれってどんな現象?原因や対処法を詳しく解説!

外壁塗装の液だれとは

外壁塗装の液だれとは、塗装工事をした後に使用した塗料が下に垂れてしまう現象です。
液だれが起きると見た目が悪くなるだけでなく、本来塗料が持つ機能を発揮できなくなってしまうなどのデメリットが生じてしまいます。

外壁塗装を行う目的には、建物の防水性や断熱性を高めることがありますが、液だれが起きるとそれらの機能が低下して外壁の劣化を早めてしまう原因にも繋がります。
外壁塗装が劣化すると、建物自体の耐久性を減少させてしまうことにもなるのです。

外壁塗装の液だれが起きる3つの要因

以下に、外壁塗装の液だれが起きる主な原因を3つ紹介します。

天候

外壁塗装の仕上がりは、天候に大きく左右されます。
雨や雪が降っていたり、強風が吹いていたり、気温が低すぎたり、湿度が高すぎたりしたときには、液だれも起こりやすくなります。

塗料の厚塗り

外壁塗装の液だれは、塗料を厚く塗りすぎることで起きやすくなります。
経験不足や技術が伴っていない職人が、厚塗りをしてしまうことは多々あります。

しかし、それ以外にも故意に厚塗りをする業者もいます。
その理由は、厚塗りすることで塗装の回数を減らして利益を増やすためです。

希釈量を間違えた

こちらも塗装工事を行う職人の経験不足や腕が未熟な場合に起きやすく、塗料の希釈量を間違えたことが原因で液だれが発生することがあります。
外壁塗装に使用する塗料は薄めて使用しますが、希釈量はメーカーによって規定量が定められています。

液だれは、塗料の粘度が低すぎると起きる現象でもあり、作業に慣れない職人が希釈量を間違うことがあります。
また、経験豊富な職人が独自の判断で希釈量を変えることもあり、それが原因で液だれが起きる可能性もあります。

外壁塗装の液だれが起きた際の対処法

外壁塗装の液だれが起きた場合は、工事をしてもらった業者にすぐに連絡をして対処してもらいましょう。
外壁塗装の液だれを素人が対処することは難しいので、くれぐれも自分で何とかしようとは思わないでください。

外壁塗装の液だれが起きるのは、前項でも説明したように施工業者側のミスによるケースがほとんどなので、悪徳業者でない限りは塗り直しや修正にきちんと対応してくれます。
ただし、業者によっては塗り直しなどをする必要がない範囲と言ってくるケースもあるようです。

このような場合は悪徳業者ではないにしても、誠意のない業者である可能性があるので、別の業者に状態を確認してもらうことをおすすめします。
そうすることにより、保証などで対応してもらえる可能性が高まります。

外壁塗装の液だれを防ぐための4つの注意点

以下に、外壁塗装の液だれを防ぐための注意点を4つ記載します。
塗装工事をはじめる前に確認することで、液だれを防げることもあります。

塗装回数をチェックする

一般的に、外壁塗装は下塗り、中塗り、上塗りの3回に分けて行われます。
1回塗りというケースはほとんどありませんが、回数を尋ねて2回と言われた場合は注意が必要です。

その場合は、前項でも紹介した厚塗りをされる可能性が高くなります。
その点を指摘することにより、液だれの回避に繋げられます。

工事を行う職人を確認する

施工前に、実際に塗装工事を行う職人を確認してみましょう。
職人の施工実績や技術は、仕上がりに大きく影響します。

一概には言えませんが、年齢の若い職人だけのチームの場合は、液だれが起きる可能性が高いと考えられます。
若い職人がいても、ベテランの職人がいてきちんと指導することが分かれば、安心して任せられます。

工事をする際の天候をチェックする

外壁工事を実施する日の天候を事前にチェックすることでも、液だれを防ぐことができます。
工期がないときなどは、無理やり工事を実施するケースもあるので注意が必要です。

塗料の希釈量を確認する

塗料の希釈量をあらかじめ確認することでも、外壁塗装の液だれを予防することができます。
中には、意図的に塗料を薄めて使用するような業者もいるため、事前に確認すればそのようなことができなくなります。

希釈量を確認することで、ただの素人ではないことをアピールでき、工事を慎重に行わせることにも繋げられます。
可能であれば現場に出向いて、下手なことをしないように目を光らせておくことをおすすめします。

まとめ

外壁塗装の液だれとは、塗装工事をした後に使用した塗料が下に垂れてしまう現象のことで、外壁の見た目が悪くなるだけではなく、建物自体の耐久性を減少させてしまうことにも繋がります。
液だれが起きる原因は、ほとんどが施工業者にあるため、業者選びは慎重に行う必要があります。

外壁の塗装をお考えの方は、実績豊富な当社にご相談ください。
もちろん、液だれなく大事な外壁をきれいに仕上げ、満足いく工事をお届けいたします。

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