ビル外壁の種類や特徴は?補修のタイミングについても詳しく解説!|外壁・屋根塗装や雨漏り修理のM'sペイント

ビル外壁の種類や特徴は?補修のタイミングについても詳しく解説!

2022.02.03

「ビルの外壁にはどのような種類があるの?」「ビル外壁の補修時期は?」などの疑問を抱えているビルオーナーも少なくないと思います。
ビルの外壁にもモルタル壁などさまざまな種類が用意されていて、補修時期も種類ごとに異なります。
このコラムでは、ビル外壁の種類や特徴、各外壁の補修時期を詳しく解説します。
ビルの外壁工事を行う目的も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

ビル外壁の種類や特徴は?補修のタイミングについても詳しく解説!

ビルの外壁工事をする2つの目的

ビルの外壁工事を行う目的を2つ紹介します。
中身だけでなく外見にも気を遣わないと、後悔することになってしまうので慎重にビルに使用する外壁を選択しましょう。

美観を守るため

ビルの外壁は、それを見たときの印象を大きく左右するとても大事なもので、ビルオーナーのほとんどは、それを人や法人に貸して利益をあげることを目的としています。
入居意欲を高めるには、ビルの内部も当然大事な要素ですが、見た目も同じくらい重要なのです。

また、ビルの外壁は四六時中外気にさらされていることから、ビルの中で最も劣化スピードが速い箇所でもあります。
建設したばかりのビルの外壁はどれもきれいで美しさを保っていますが、選択する外壁の種類によっては劣化が速く進み、時間の経過と共に見た目がどんどん悪くなってしまうものもあります。

新築時だけでなく、長期間入居意欲を高めるためには、美観を長く守る必要があるのです。
そのためには、どの外壁を選ぶかが大きなポイントとなります。

資産価値を守るため

前記したように、外壁は常に外気にふれていて、紫外線や雨風を浴びて確実に劣化が進んでいきます。
そのため、ビルの外壁には定期的な修理やメンテナンスが必要なのです。

外壁の劣化を放置しておくと、汚れが目立つようになったりひび割れが発生したりして、雨漏りの原因にもなってしまいます。
ビルの外壁工事は、建物の資産価値を守るためには欠かせないものなのです。

ビル外壁の種類と特徴

建物の美観と資産価値を守るビル外壁にはさまざま種類が用意されていますが、ここではよく使用されている外壁を5種類紹介します。
それぞれの特徴も併せて記載しているので、参考にしてください。

モルタル壁

最近はビル外壁にはほとんど選ばれていませんが、一昔前のビルの外壁の主流だったのが「モルタル壁」でした。
砂とセメントを水で希釈し混ぜ合わせたものがモルタルで、それを専用のコテで塗って仕上げるようになっています。

現在でも一般住宅にはよく使用されている外壁材ですが、ひび割れや色あせが起きやすく、比較的短期間でのメンテナンスが必要になるのが特徴です。
モルタル壁は、防火性と強度に優れています。

金属系サイディングボード

一般住宅の主流となっているのがサイディング壁で、ビルにも金属系サイディングボードが使用されることが少なくありません。
軽量で耐久性に優れ、既存の壁の上にも貼り付けられるのが特徴です。

ALCボード

ALCボードとは、コンクリートを軽量気泡化した外壁材のことです。
一般住宅によく使用されているサイディングよりも強度が高く、種類が豊富に用意されています。

耐熱性や耐火性や耐久性にも優れていて、多くのビルに採用されています。
ただし、ひび割れや色あせも起きやすいため、しっかりメンテナンスを行うことが重要になります。

タイル張り

最近ではタイル張りのビルを多く見かけるようになりました。
タイルには、磁器質、石器質、陶器質の3つの種類がありますが、ビルの外壁によく使用されるのは、耐火性に優れている磁器質です。

モルタル壁やサイディング壁などの他の外壁には定期的に塗装工事を行わなくてはいけませんが、タイル張りならその必要がありません。
耐火性に優れていて、経年劣化も起きにくいため、メンテナンス費用を抑えられることが大きな特徴です。

ガラス張り

お洒落なビルでよくあるのがガラス張りで、近代的な印象を与えることができます。
コンクリートよりも軽量化できることが、ガラス張りの大きな特徴です。

ビル外壁の補修のタイミング

どのような素材をビルの外壁に選んだとしても、必ず補修工事は必要です。
ビルの外壁の修理や補修を行うタイミングは、紫外線や車の排気ガスや雨風の当たり具合などのような立地環境かによって異なりますが、基本的にはビル外壁の種類ごとにタイミングが決まっています。

モルタル壁なら約8年~10年、金属系サイディングボードやALCボードなら約10年~15年となっているので、その時期が近づいてきたら専門業者に状態を確認してもらいましょう。
メンテナンスの費用を抑えるポイントは、早めに状態を見てもらい、適宜に補修を行うことです。

また、メンテナンス時期を迎える前でも外壁に汚れが目立ったり、ひび割れや剥がれ、カビやコケや藻などの発生を見つけたりしたら、すぐに業者に連絡しましょう。
建物の中に雨水が侵入してしまうと、致命的な事態になりかねません。

まとめ

ビル外壁にはいろいろな種類があって、何を選ぶかによってメンテナンス方法や時期や、修理や補修に掛かる費用も変わってきます。
外壁は、ビルの美観や資産価値を守るとても重要なもので、肝心の入居者を長期間維持するためには定期的なメンテナンスをしっかり行わなくてはいけません。

高知県にある「M’sペイント」では、一般住宅の他にも、ビルなどのあらゆる建物の外壁塗装・屋根塗装に対応しており、建物診断や見積りも無料で行っています。
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